バセドウ病の放射線療法は簡単な治療で、<131I>と呼ばれる放射性ヨードのカプセル剤を内服するだけのものです。
日本でも最近では、外来で放射性療法を受ける人が多くなっています。
中程度の甲状腺腫大なら、一般的に1回の服用で治療は終わります。
甲状腺腫大が強いようであれば、2?3回の服用を繰り返す場合もあります。
服用した131Iが甲状腺に集まることで、甲状腺は放射線を浴びた状態となります。
その作用により、甲状腺ホルモンを合成、分泌する能力を失っていくのです。
半年程の治療を続けることで、甲状腺の機能は正常へと戻っていきます。
しかし、放射線の影響はじわじわとその後も続く為、10年?20年後に甲状腺機能低下症となる患者が多くいます。
その場合は、甲状腺ホルモンの補充療法を行うこととなります。